【患者さん】40代 女性
【部位】右足首
【症状】
・2ヶ月前に階段を踏み外して右足首を捻った。
・2ヶ月も経っているのに右足を着くのが痛くて普通に歩けない。
・足部はむくんでいて冷たく、皮膚の色も悪い。
・足首の靱帯部分に圧痛があり、動きも強く制限されている。
・整形外科にも通っていたがサポーターのみ。
・良くなる感じがしないので当院に来院。
【頻度】8回目は週2回、その後は週1回。
【回数】16回
【施術】ローラー、足首の整復、筋膜矯正
【経過】
初回:可動域が少し拡がった。
2回目:痛みは楽になっているが動きが硬い。
3回目:皮膚の色が良くなってきた。
5回目:歩行時の痛みはほぼ消失した。
8回目:正座以外はかなり良化した。
10回目:正座とあぐらができない。
13回目:正座、あぐらが可能になった。
16回目:違和感も消失したので終了した。
【まとめ】
約2ヶ月間のサポーターによる固定のみで、積極的な治療が行われていなかったケースです。
今回のように初期治療が適切でない場合、症状が長引く可能性があります。
人体の構造上、正常な歩行機能の回復が重要な役割を果たすため、歩行機能の改善に焦点を当てた施術が症状の改善につながったと考えられます。
医療機関によってはレントゲン検査で明確な異常が見られない場合、シップやサポーターでの経過観察を選択することが多いです。
この方法で回復するケースももちろんありますが、当院では症状や状況によってはより積極的な施術を検討、ご案内できる場合がありますので、お気軽にご相談ください。